壱岐サイクルフェスティバルにて試乗車が来島していたので、試乗させてもらった。
単刀直入に「島には丁度いい!」の一言。
スピードを出したい人には、ハッキリ言って不向きである。
サイクリングと言っても、アシスト制限があるため、サイクリングにもスピード制限が邪魔する場合が多い。
壱岐ではアップダウンが多い為、スピードに関しては満足できるが、市街地や郊外の場合はスピードが遅く車体も重たく感じる事が多いだろう。
では、どんな人に向いているかという話になる。
【舗装路メインな方】
“サイクルジャージを着てまでは走りたくない距離や運動”
これに限る!
タイヤは2.2インチと街中には太めではあるが、郊外の砂利道には丁度良いタイヤサイズだろう。
街中に特化させるなら、少しだけ細めなタイヤに切り替えるのも有り。
【郊外メインな方】
“気軽な里山サイクリングを可能とし、砂利道や舗装路も難なく熟す優れた性能“
のんびりと風や風景を楽しむ速度でサイクリングが可能な為、寄り道好きにはバッチリ。
【山道メインな方】
“岩場の少ない山道で真価を発揮する”
岩場が多い場合の山道では、タイヤサイズが細く感じてしまうこともあるため、カスタマイズをする必要があるかもしれないが、脚力に自信がない人でも登れるので、誰でも里山ライドを楽しむことができる車体だ。
【総括】
1ライドでは十分過ぎるくらいのバッテリー容量があり、サイクルジャージを着ずに気軽なライドを可能にしてくれる存在。
ママチャリでは若干遠いが、ロードでは短く感じる距離感のライドにはバッチリだ。
筆者の場合、キャナルシティから法務局までの距離感がバッチリ当てはまる。
しかしながら、Panasonicには他にXU-1という車種もあるため、悩むところだ。
また、スピードに関しては、16〜20kmの速度域で走るのがbetter。
車体が重たい分、鍵を掛けていれば、担いで盗まれるという心配もほぼ無いため、スタンドを付けてのサイクリングは今後の筆者にも必要な機材だろう。
最後にフロントサスペンションのロックをするかどうかで走りも変わる為、どんなシチュエーションにも対応できるのはXM-1だろう!
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